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二子さといもレシピコンクール もっちりジェラート最優秀賞

2023年12月4日

 

 

 

 地理的表示(GI)保護制度に登録されている北上市特産の「二子さといも」の料理レシピを募集した「二子さといもアレンジレシピコンテスト」の最終審査会が11月20日、北上市の二子地区交流センターで行われました。

 実食による審査で、最優秀賞には花巻市不動町の斉藤美穂子さんの「二子さといももっちりジェラート」が選ばれました。

 

 二子さといもは芋の子汁の具材として親しまれていますが、新たな味わい方を発信し、消費拡大を目指そうと二子さといも協議会が主催し初めて開催。7月から3ヶ月間募集し、県内各地をはじめ宮城、石川、神奈川、奈良の各県から31人38点の応募がありました。

 10月に同協議会が書類審査を行い事前に応募された中から5点まで選考し、「もっちりジェラート」「和風フムス」「ペペロンチーノ風きんぴら」「秋鮭のみそグラタン」「鮭の秋色かき揚げ」が最終審査に残りました。

 協議会の渡邉春彦会長を委員長にふたごいものこ母ちゃんの会の及川律子会長、フリーアナウンサー兼料理研究家の千葉星子さんなど各界の8人が審査を行いました。

 審査基準は、アイディアの斬新さ・分かりやすさ・二子さといもの特徴を生かしているか・メッセージ性の各観点においしさや見た目も踏まえ審査。審査員はレシピ考案者に質問しながらレシピを実食しました。

 もっちりジェラートは、黒糖コーヒー味とミルク味の2種類。レンジで加熱した二子さといもをミキサーにかけ、牛乳や砂糖、塩、練乳などを入れて撹拌、冷凍などで仕上げます。

斉藤さんは「砂糖などを控えめにしてさといもの風味を生かし、ジェラートのような食感のしました」と説明。最優秀賞には「気軽な気持ちで応募したので、びっくりしました」と笑顔で喜びを語りました。

 最終審査に残った5点について、審査員は「どれもおいしくもちもち感もあった。二子さといも愛が詰まり、参考になった」「二子さといもとの親和性がある」などと講評しました。

 千葉さんは「二子さといもの粘り、味わいを実感できる。レパートリーが広く、新たな魅力につながった。県外からの応募もあり、二子さといもの知名度の高さ、可能性を感じました」と評価しました。

 同協議会は二子さといもの売り場にレシピを置き、PRしていくと話しました。

 その他の入賞は次の通り。

▼優秀賞

「二子さといもと秋鮭のみそグラタン」/柏田麻織さん・金ケ崎町

▼入賞

「二子さといもの和風スムス」/田村莉帆さん・花巻市

「二子さといものペペロンチーノ風きんぴら」/渕元優佳さん・奈良県

「二子さといもと鮭の秋色かき揚げ」/斉藤美穂子さん・花巻市

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