遠野ホップ農業協同組合は１１月６日、あえりあ遠野(遠野市新町)で「遠野ホップ栽培６０周年記念式典」を開きました。

 

　来賓や関係者など約６０人が参加し、１９６３年から同市で栽培を開始したホップ栽培のさらなる発展を祈願しました。

　式典では、同組合の安部純平組合長が「遠野ホップ栽培農家を応援していただいた全国の皆さまに、心よりお礼申し上げます」とあいさつ。同市の多田一彦市長が安部組合長へ記念品が贈呈したほか、㈱BrewGoodの田村淳一代表取締役より「ビールの里プロジェクト」の説明などが行われました。

　式典の最後には、ホップ栽培の若手農家を代表し同組合の藪内慎也副組合長が「栽培技術を惜しみなく指導していただいた先輩農家のように、今後のホップ農家を目指す若者たちをサポートしていきたい」と決意を述べました。

　式典後には、同建物内で遠野市とキリンビールが協働している「TKプロジェクト」の実行委員会が主催し「一番搾りとれたてホップ生ビール初飲み会in遠野」を開催し約３００人が参加しました。

　「一番搾りとれたてホップ生ビール」は遠野産のホップを１００%使用。２００４年より販売が開始され、今年で２０年目を迎えます。

　初飲み会は、４年ぶりに一般の参加者も交えて行われ、生産者を代表して安部組合長が音頭を取り乾杯。参加者たちは歓談しながらとれたてのホップを使用したビールを堪能し、同ビール販売２０年目と遠野ホップ栽培の６０周年という節目の年を盛大にお祝いしました。

 

 

 

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