JA野菜部会アスパラガス専門部は１０月１３日、早期収穫作型栽培研修会を開きました。生産者やJA、関係機関など約６０人が参加。今年の５月上旬に試験定植を始めた花巻市と北上市の実証圃場(ほじょう)２カ所を見学し、生育状況と経過を確認しました。

 

　通常のアスパラガス栽培の場合、定植してから収穫まで約３年間は必要となり、収穫までの期間に時間や労力がかかっていました。早期収穫作型の場合は株養成期間が短く、収穫までの期間を短縮できることから、アスパラガス栽培におけるコストと労力削減の可能性として多くの生産者が関心を寄せています！

　JA職員は「次年度に収量調査を実施する。試験結果を精査し、作業性や収益性を検討していく」と話しました。

　定植したアスパラガスは２０２４年春に収穫し、出荷終了時までの収量・収支を調査する予定です。

 圃場を確認する参加者たち

前のページに戻る