JAが直営する農産物直売所「母ちゃんハウスだぁすこ」（花巻市野田）は8月２２日、福島県にあるJA夢みなみの子会社でJAサービス夢みなみの視察研修を受け入れました。

　研修に耳を傾ける参加者たち

　産直従業員約50人が訪れ、農産物直売所「母ちゃんハウスだぁすこ」の施設状況や運営管理について視察し、産直事業に理解を深めていました。

　「母ちゃんハウスだぁすこ」はJA直営産直の先立ちとして1997年6月に開設。季節の農産物や出荷会員手作りの加工品、提携する県外JA直売所より入荷した特産品を販売しています。

　吉田真澄店長は「生産者の方々のおかげで長く運営できている。少しでも、皆さんの仕事の参考に役立ててほしい」とあいさつし、同直売所の運営概要や実績を説明しました。また、現在は会員として同直売所へ出荷している初代店長の高橋テツさんが設立当時の様子から現在までの様子などを講演し「立場が変われば少し考え方も違ってくると思うが、職員も生産者と近い目線で安心安全な農産物を消費者へ届ける気持ちを意識してほしい」と話しました。

　JA夢みなみ直売所「はたけんぼ」担当の澤山聖美さんは「JA直売所が始まったころとは状況も変わってきているが、設立当時の思いを聞けてよかった」笑顔で話してくれました。

　

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