全国でも有数の雑穀産地である花巻市で、雑穀収穫の皮きりとなるイナキビの収穫が始まりました。JA管内では、ヒエやタカキビ、アワ、アマランサス、ハトムギなどの主要雑穀の収穫が11月上旬まで続く予定です。

コンバインで収穫作業中

　8月20日には、農事組合法人「外台営農組合」の圃場で今年産イナキビの刈り取りが行われました。同組合の菊池清副組合長がオペレーターとなり、コンバインを操作しました。

　前日の雨でぬかるんでいるなか、丁寧に収穫し同組合員と協力しながら2日間にかけて約５ha,スタンドバック６袋（１袋・約500㎏）をJA大迫雑穀センターへ出荷しました。

　菊池副組合長は「今年は気温が高く、日照も確保できたので生育は順調。品質も良く収量も期待できる」と話しました。

　イナキビは市内雑穀収穫の先駆け。米に混ぜて炊くと黄色みを帯びた鮮やかなご飯になり、巻きずしや団子など色を生かす料理で食卓を彩ります。

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