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鉢花リンドウでおもてなし 花巻の魅力を県内外の来場者へ発信
2023年8月18日
花巻市農業振興対策本部園芸振興部会は8月11日、宮沢賢治童話村(花巻市高松)で、花巻産の鉢花リンドウ「いわて乙女」を来場客に無料配布しました。
同イベントは、同市の花き産業のPRを目的として企画。同施設が毎年開催している人気イベント「童話村の森ライトアップ2023」に合わせて行っています。リンドウは、JA鉢花部会の部会員が育てたもので、管内で生産されている青色系統の花を、オリジナルブランド「花巻ブルーシリーズ」と名付けてブランド強化を図っています。
同日は、18時の配布開始前から県内外から訪れた来場客が列を作り、用意した200鉢を45分ほどで配り終えました。花には管理方法を記した手紙を添え、JA職員が「長く飾って楽しんでください」と声を掛けながら来場客に手渡しました。

JA職員から鉢花リンドウを受け取る来場者
宮城県から家族と共に訪れた高橋仁美さんは「(リンドウの無料配布を)知らずに来たので驚いた。思わぬプレゼントでうれしい。リビングに飾ってみんなで楽しみたい」とほほ笑みました。
JA営農部園芸販売課の佐々木隆史課長は「いわて乙女は、深みのある青色が魅力。暑い夏に花で涼しさを感じてもらえたら」と話しました。
鉢植えリンドウ
~いわて乙女~

切花品種と違う矮性種(草丈が短い)で、管内では青紫色の「いわて乙女」が代表的な品種となっており、花植えでは取り扱いの多数を占めています。
「いわて乙女」は耐寒性多年草で、寒さに強く花の色の鮮やかさが特徴です。天気の良いときに限らず、曇天のときも綺麗な花色を楽しむことが出来る品種です。