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リンゴ若手生産者 園地視察で情報共有

2023年8月1日

 JA果樹部会の若手りんご生産者グループは7月26日、花巻市と北上市の2カ所で園地視察会を開き、同グループのメンバーやJA、関係機関などが参加しました。

 初めに、花巻市山の神の伊藤徳也さんの園地を視察。伊藤さんの園地では、苗木を高密度で植栽する「高密植栽培」を導入し、紅いわてやふじなど計5品種を栽培しています。慣行わい化栽培と比較すると早期多収や早期成園化の他、作業の省力化が見込めるといい、JA職員が導入のメリットや経費について説明しました。
 続けて、北上市成田の伊藤敬冶さんの園地に赴き、剪定後の樹体を観察。今年1月、同グループのメンバーたちが「ふじ」の剪定を同園地で行い、枝や果実の状況を確認しながら成果を共有しました。
真剣な眼差しで確認する参加者
 同JAによると、同JA管内では、4月下旬から5月上旬にかけての低温による凍霜害によりサビや奇形果が散見されており、過去最高の収量を記録した昨年度と比較すると、約20%程度の収量減が見込まれています。今後、収穫に向けて現地指導会や目ぞろえ会などを開催し、品質向上や生産者の意識統一を図っていきます。

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