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リンドウの収穫最盛目前 目揃え会で意識統一！
2023年7月26日
JAは7月13日、JA石鳥谷東支店（花巻市石鳥谷町）で早生、中生種リンドウの出荷目揃え会を開きました。生産者や関係機関の職員などが参加し、出荷規格や今後の栽培管理について確認しました。
花巻地域花き部会りんどう・小菊専門部の菅原清昇専門部長が「市場からは品質に大きな期待をいただいている。暑い中だが収穫本番に向けて頑張っていただきたい」と呼び掛けました。
次に、県中部農業改良普及センターの職員が気象経過について説明。今年は極早生品種を中心に１週間から１０日ほど生育が進んでおり、早生、中生種についても同様の傾向であることから、採花できるものから着実に収穫を行うよう呼び掛けました。また、花の色濃さを引き出すためにも、収穫作業は早朝から午前中にかけての涼しい時間帯に行うことを推奨しました。さらに、薬剤散布のタイミングや温度管理についても確認しました。
続けて、同ＪＡ園芸センターで集出荷を担当する職員が、等級の評価基準や出荷容器の取り扱い方、採花のタイミングについて説明しました。
同日は、同ＪＡが「農の匠」を委嘱する同町の板垣忠夫さんが、リンドウの実物を用いながら草姿や損傷について解説。生産者らも実物を手に取り、曲がりや病害虫の被害の程度を確認しました。
出荷基準を確認する参加者たち
同ＪＡ管内では花巻市石鳥谷町を皮切りに採花が始まり、７月下旬頃～８月上旬に収穫のピークを迎える予定です。