ＪＡは８月３日、２０２３年度花巻地域農家組合長・営農部長研修会をＪＡ総合営農指導拠点センター（花巻市野田）で開きました。花巻地域の農家組合長や営農部長のほか、農業委員など約２６０人が参加し、２部構成で研修会を行いました。

　JAの髙橋利光組合長は「農業や農協に対しての課題を改めて見つめ直す。『協同』の理念を持って力を合わせていく」とあいさつしました。

　第１部では、本年度から作成する地域計画についてＪＡと市の職員が説明。同市内では１５４の集落営農ビジョンを作成しているが、地域計画の移行に伴い様式を変更し、耕作農地将来の耕作者を示した目標地図を加えて策定します。ＪＡは、農家組合や農業委員、担い手を含めた積極的な話し合いのもと集落営農ビジョンを策定するように周知しました。

　第２部ではＪＡ全農いわてやみちのくクボタ、farmo（ファーモ）がスマート農業の普及促進について説明。V－NeKHs（ブイネックス）リアル配信サービスを利用した自動操舵農機の活用やラジコン草刈り機をはじめとしたスマート農業機器による農作業の労力軽減などについて話しました。

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