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地域重点品目・大玉トマト 現地講習会で管理のポイント確認

2023年5月24日

 

 JAは5月24日、地域の中核農家を指導役に任命する「農の匠」を委嘱している北上市二子町の鈴木茂さんの圃場で、大玉トマトの栽培講習会を開きました。生産者やJA職員、県中部農業改良普及センターの職員など11人が参加し、5月から6月にかけての栽培管理の注意点について確認した他、圃場の視察も行いました。

 

 

鈴木さんの圃場を視察する参加者

 

 二子町はJA管内随一の大玉トマト産地であり、JAは大玉トマトを北上地域の地域重点品目に定めています。同日は、圃場主の鈴木さんが自らの栽培経験を振り返りながら、温度、水管理の注意点について説明しました。

 温度が上がりすぎると生育生害や着花(果)不良が発生する危険性が高まるため、日中は25~28℃、夜間は15~18℃を保つよう促しました。加えて、6月中旬頃からは、尻腐れ果や空洞果を初めとした障害果の発生が懸念されることから、過剰な追肥は避け、適度な換気を行うことを確認しました。

 

 参加者たちは、鈴木さんが大玉トマトを栽培するハウス6棟を視察し、葉の状態や施肥量、設備などについて確認しました。鈴木さんは「大事なことは、よく水を吸うタイミングを見極めて作業すること。1本の枝木から2箱分収穫することを目標に頑張ろう」と参加者に呼び掛けました。

 JAは令和5年度、出荷量216t、販売額6,200万円を目標に掲げています。

 

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