ＪＡ管内では４月中旬、特産品であるアスパラガスの収穫が始まりました。４月１８日には北上市和賀町煤孫のＪＡ西南アスパラガス選果場で選果作業を開始し、今年も県内外に向けて新鮮なアスラガスを届けます。

　令和４年度の実績は出荷量１２１ｔ、販売額１億３，０００万円で、令和５年度は１４０ｔ、１億５，０００万円を目指します。

 

　４月に入りＪＡは、管内でアスパラガスの生産が行われている花巻市、北上市、遠野市で出荷規格講習会を開き、収穫作業の注意点や病害虫防除、立茎の要点を確認しました。

 

 

　北上市和賀町の和賀町・岩崎・横川目支店で開いた講習会では、ＪＡ職員が参加した生産者に向けて「販売先にも協力してもらい、高単価での取り引きをお願いしている。ＪＡ産のアスパラガスは品質に一定の評価をいただいており需要が高い。１本でも多くの出荷をお願いしたい」と呼び掛けました。

 

　選果初日は作業員やＪＡ職員など約２０人が、運び込まれた１６４ｋｇを選果し、太さや長さ、傷の有無を確認しながら等級ごとに分けて箱詰めしました。４月の強風の影響で露地栽培を中心にＳ字、山なりに曲がったものが散見され、本格的な出荷は５月の連休明け以降になるということです。

　北上地域営農グループ園芸課の藤原賢課長は「ＪＡを代表する春の主役をぜひ味わっていただきたい」と話しています。

 

 

　５月中旬には春芽が収穫のピークを迎え、１０月初旬まで続く見込みです。５月１１～１２日には３年ぶりに都内での販売促進イベントを予定しており、引き続き県内外に向けたＰＲにも力を入れていきます。

 

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