総会では、佐々木和弘支部長が「品質は高く評価されているので、安定した出荷と安心、安全な生産を心掛けてほしい」とあいさつ。令和４年度の事業報告や令和5年度の事業計画など４議案を承認した。

　令和４年度の生食用は令和3年度以上の単価で推移したが、６月の低温と８月の長雨により「キャンベルアーリー」や「ナイヤガラ」の数量が減少し、販売金額に影響を与えたことを報告しました。生食用と醸造用をあわせた出荷量は２３万７,３２８キロ（前年比９４％）、販売額は７３７９万円（前年比９２％）といずれも前年を下回りました。

　令和5年度は販売額１億円を目標に、各種研修会に参加し栽培管理や防除確認記録の徹底を図るとともに、安全・安心でおいしいブドウの安定生産を目指して園地の若返りに向けた改植の推進など魅力ある産地作りに取り組みます。