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凍霜害への備え万全に リンゴ現地指導会で対策確認

2023年4月13日

 

 JAは4月13日から19日にかけて、リンゴの現地指導会をJA管内の27カ所の園地で開きました。13日には、花巻市太田の平賀一幸さんの園地に生産者やJA職員など15人が集まり、栽培管理の要点を確認しました。

 

 JA職員の説明に耳を傾ける生産者たち

 

 JAや県中部農業改良普及センターによると、3月の高温により生育は記録的な早さで進んでおり、JA管内においては例年より14日程度早く4月20~24日頃からリンゴの開花が始まる見込みとなっています。大規模な凍霜害が発生した令和3年と同様の気象経過となっていることから、JA職員が事前の対策について説明し「くぼ地の解消や雑草の刈り取り、風通しを良くするなど事前の準備を徹底してほしい」と呼び掛けました。

 

 また、摘花剤の使用について注意事項を確認し、各園地の生育状況を見極めての使用を促しました。加えて、凍霜害が発生した際には摘花剤の使用は行わないよう説明しました。

 病害虫についても確認し、開花が早まっていることから、花蕾着色期と開花直前のタイミングを逃さず、観察を徹底し防除を行うよう強調しました。

 その他、苗木の植栽作業時、若木についてはかん水が重要とし、定植時の十分な給水を推奨しました。

 

 JAは今年度の出荷目標について27万ケースを掲げ、栽培管理のさらなる徹底と生産者の意識統一を図ります。

 

 

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