生産者やＪＡ、県南広域振興局農政部花巻農林振興センター、県中部農業改良普及センター、県農産物改良種苗センター職員たち約３０人が参加。高橋新悦組合長は「優良種子の安定確保や供給、生産管理を徹底し、信頼される小麦採種生産地として尽力していく」とあいさつしました。

　令和４年度の実績は、数量１６万５,５７０kg。出穂、開花は平年並みだったが、５月中旬の強風や降雨により倒伏が発生し、６月中旬以降登熟が進んだものの、梅雨の時期に入り後半はやや登熟が緩慢となった。令和５年度は数量１９万８,０００kgを目指します。

　総会後、優良種子生産者表彰の小麦の部を受賞した、農事組合法人なべくらの祝賀会と賞状授与を行いました。表彰は本来、１月下旬に３年ぶりの開催を予定していた第３６回岩手県種子生産者全体研修会で授与の予定でしたが、同研修会が新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止となりました。同法人は、県内外への優良種子供給や生産基本技術の励行、安定収量確保を継続していることが評価されました。

 

 

 

 

 

　高橋雅裕代表理事は「今後も安定した収量を確保する。小麦生産地として、地域の活性化につなげていきたい」と話しました。