JAいわて花巻

花巻農業協同組合公式ホームページ

ホーム > お知らせ・あぐり情報  > さといも実績検討会 販売額前年比6%増

お知らせ・あぐり情報 News

さといも実績検討会 販売額前年比6%増

2023年1月20日

 JA北上地域野菜生産部会さといも専門部は1月20日、JA旧二子店舗(北上市二子町)で令和4年度実績検討会を開きました。生産者やJA、関係機関など約30人が参加。令和5年度の目標達成に向けて研修を行い、生産販売状況や販売反収向上の対策、堆肥の施用について確認しました。

 

 

実績検討会に参加した生産者たち

 

 

 令和4年度は、6月の低温により初期生育の遅れが見受けられたが、7月の高温により草勢は回復し、8月の降雨により十分な水分を得たことで子芋肥大が進み、前年と比べ大玉傾向となりました。9月上旬の出荷から好天が続いたこともあり収穫作業は順調に進み、10月下旬まで安定した出荷が続きました。出荷量は138t(前年比106%)、販売金額は5838万円(同115%)、平均キログラム単価は421円(同108%)となった。令和5年は出荷量150t、販売額6200万円を目指します。

 研修では、中部農業改良普及センターの職員が「さといもの生育の特徴と堆肥の使い方」について話し、圃場の状態を土壌診断で見極めて、施肥を過不足なく行うように呼び掛けました。

 

 

プロジェクターを使い説明するJA職員

 

 JA職員は種芋の貯蔵作業に掛かる労力負担の軽減と健全な種芋の確保のため、被膜素材を使用した種芋貯蔵試験について報告しました。令和3年度の結果について、試験をした被膜資材は、一定の効果が期待できると説明し、令和4年度の取り組みについても紹介しました。

前のページに戻る