ＪA果樹部会の若手りんご生産者グループ「THE RINGO STAR」は１月２０日、北上市成田の伊藤敬治さんの園地で、若手生産者向けの剪定交流会を開きました。同市や花巻市、遠野市から１５人が参加し、意見交換を行いながら技術向上を図りました。

 

枝の状態を話し合う生産者たち

 

　参加者たちは２～３人のグループに分かれて「ふじ」の木を１本剪定し、日当たりや作業効率を重視した枝の配置や、数年先を見越した樹形の整え方について活発に意見を交わしながら、作業を進めました。

　この日は就農２～５年ほどの生産者が多く参加し、栽培する上で日頃疑問に思っていることや悩みについて、他の生産者と情報交換しながら、作業への理解を深めました。

 

慎重に作業を進めました

 

生産者同士で意見を交わすことにより理解が深まりました

 

　同グループの小原忍会長は「剪定は、リンゴ栽培の中で一番難しくて技術を要する作業。これからも、同世代が気軽に意見交換できる場を提供していきたい」と意欲を見せていました。

 

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