ＪＡ遠野地域野菜部会花き専門部は１１月１１日、遠野市のＪＡ遠野野菜産地管理センターでトルコギキョウの品種説明会を開きました。

 

生産者に特徴を説明する種苗会社の担当者

 

　生産者が品種の特性について知り、品種選定や栽培管理に役立ててもらうことを目的に開催し、生産者やＪＡ職員、関係機関など約３０人が参加しました。

　同日は種苗会社５社が、新品種や既存品種など合わせて約６０種類を紹介しました。開花時期や草丈、色、ボリュームなどについて詳しく説明した他、つぼみの生育が停止する「ブラスチング」や、カルシウムの欠乏によって起こる「チップバーン」が発生しにくい品種の情報を伝えました。

　参加者たちは、種苗の販売価格や在庫状況について質問し、来年以降の栽培管理の参考にしていました。

 

　担当者は「気になる品種があればぜひ試作していただき、色や形を実際に見て確認してもらいたい」と話しました。

 

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