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冬至カボチャの規格確認 強い甘みが特徴

2022年11月9日

 

 JAは11月9日、花巻市のJA矢沢支店で、11月30日から出荷が始まる冬至カボチャの出荷説明会を開きました。

 生産者やJA、JA全農いわての職員など15人が参加。JA管内で栽培されている「ダークホース」と「栗政宗(くりまさむね)」の出荷規格を確認しました。

 JA管内の冬至カボチャは10月中旬から下旬にかけて収穫され、約1ヶ月、キュアリングと呼ばれる風乾期間を経て出荷されます。キュアリングは糖度の向上を促進する他、出荷後の腐敗を抑える効果があります。

 

出荷規格について確認するJA職員(右)と生産者たち

 

 同日はまず、JA全農いわての職員が現在のカボチャの流通状況を説明しました。例年、10月中旬頃からはメキシコ産が入荷していますが、今年は世界情勢の影響により国内の流通は北海道産が主であり、6玉2,000円程度で推移しているということです。

 

 次に、JA職員が出荷規格について説明しました。A品、B品それぞれの基準を確認し「キズやイボの数、腹白の面積をしっかりと確認してほしい」と強調しました。また、生キズは腐敗の原因になることから、果実は丁寧に取り扱うよう促しました。

 加えて、イボが果実全体に発生する「コルク化」や極端に日焼けし表面が白くなったもの、極端な家計不良が見られるものは出荷しないように呼び掛けました。

 

 参加者たちは自宅で収穫したカボチャを持ち寄り、キズの状態や大きさを職員と共に確認しました。また、糖度の測定も行い、いずれも10度を上回る糖度が確認されました。

 

 今年の出荷日は11月30日、12月7日、12月14日の計3回(いずれも水曜日)。例年と違い、ダークホースと栗政宗の出荷日を分けずに行われます。

 

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