岩手県立北上翔南高等学校の２年生１０人は１０月１４日、北上市の北上・みなみ・さくら・二子支店で、実習で育てたシクラメン７０個を無料配布しました。

　生徒たちは同校で「作物」の授業を選択し、今年４月頃からシクラメンの栽培を始めました。水やりや施肥、養分を行き渡りやすくするための葉摘みなど、日々の栽培管理に取り組んできました。

 

育てたシクラメンを手渡す生徒

 

　同日は、同支店の「支店感謝デー」にあわせ、赤やピンク、白などの色鮮やかなシクラメンを用意。支店を訪れた人たちに「私たちが育てました。ぜひどうぞ」と笑顔で手渡しました。

　受け取った人たちからは「自分で育てたの？すごいね」「ありがとう、これからもがんばってね」などの声が聞かれました。

 

　佐々木春花さん（１６）は「このような実習は初めてで緊張した。自分たちが育てたものを喜んでくれる人がいることはうれしい」と笑顔を見せました。

 

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