ＪＡ果樹部会若手りんご生産者グループ「ＴＨＥ　ＲＩＮＧＯ　ＳＴＡＲ」は９月２８日、花巻市東和町の上瀬保育園に通う３～５歳児１７人と共に、県オリジナル品種「紅いわて」の収穫体験を行いました。

　同グループは「子どもたちに地元のおいしい味覚を知ってもらいたい」という思いから、リンゴの出前授業や収穫体験を精力的に行っています。

 

子どもたちに収穫のコツを説明する小原会長

紅いわて

 

　同日は、同グループの小原忍会長が収穫時の注意点を説明。園児たちに「宝探しをするように、たくさんある中から大きなリンゴを見つけてね」と声をかけました。小原会長を含むメンバー５人が収穫をサポートし、園児たちは「おいしそう」「どれにしようかな」と、真っ赤に実ったリンゴに目を輝かせていました。

　また、「紅いわて」の他に「黄香（おうか）」も収穫。収穫後は、採れたての新鮮な甘みを味わいました。

 

　リンゴ収穫は初体験だという菊池ねむちゃん（６）は「とてもおいしくて、皮まで全部食べた。上手に収穫できてうれしい」と笑顔を見せました。

　小原会長は「おいしい、と言ってもらえることが何よりのやりがい。これからも彼らに胸を張れるリンゴを作りたい」と目を細めました。

 

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