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リンゴ早生品種 試食会で食味確認
2022年9月8日
JA果樹部会は9月8日、花巻市東和町の小田島節夫同部会長の園地で、リンゴ有望早生品種の試食会を開きました。生産者やJA、県中部農業改良普及センターの職員など約20人が参加。「江刺ロマン」と「紅みのり」を比較し、色付きや食味を確認しました。
同部会では、収穫時期を迎える9~10月にかけて試食会を開いています。例年、同部会の役員を中心に行われてきましたが、今年は初めて生産に携わる若手女性の参加を募りました。
同日は、小田島部会長が「みなさんの声を取り入れる貴重な機会であり、新鮮で率直な感想を伺いたい」とあいさつしました。
参加者たちは、今年の硬度や糖度の傾向を確認した後、現段階で有望と見込まれる早生品種の「紅みのり」と「江刺ロマン」を食べ比べ、自分好みの品種を選びました。
初めて試食会に参加した同市在住の浅沼玲奈さんは「個人的には甘みの強い江刺ロマンの方が好きだが、色付きは圧倒的に紅みのりが良い。どちらにも長所がある」と頭を悩ませていました。
両品種はいずれもまだ若木であり、継続して試食会を開くなどして検討を重ねた上で、普及品種になり得るかどうか判断する予定だということです。