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ピーマン出荷後半戦 目ぞろえで意識統一
2022年9月8日
JAは9月8日、花巻市矢沢のJA矢沢支店でピーマンの中間目ぞろえ会を開き、ハウスや露地でピーマンを栽培する生産者7人が参加しました。
JAでは6月上旬にも、同支店管内の生産者を対象に目ぞろえ会を開催し、今回は二度目となりました。出荷後半を迎え、出荷前の選別について改めて意識統一を図ることが目的です。
JA職員は「トロケ果」や軸腐れをはじめとする腐敗果について説明。今後は雨量の増加により多発する可能性があるとして、薬剤による予防の徹底を呼び掛けました。
また、タバコガの発生が確認されており、圃場の状態に気を配りながら防除を行うよう促しました。
生産者たちは、実際に選果場に出荷されたピーマンのサンプルを手に取り、果実に発生した生理障害や病害虫の被害を確認。変形や変色の程度について「判断基準はどのあたりなのか」と質問しながら理解を深めていました。
同日には露地ピーマンの講習会も開き、天候を踏まえた圃場管理について説明しました。県中部農業改良普及センターの職員は「天気を気にしながら、ネットやマイカー線を用いて枝が折れない工夫をしてほしい」と話しました。