同表彰は、９月の「障害者雇用支援月間」にあわせ、障害者の雇用促進と県民の理解と関心を深める目的で毎年実施。今年は同ＪＡを含め２事業所が優良事業所として、２人が優秀勤労者として県知事表彰に輝きました。同ＪＡは現在、重度障害者を含む１６人が就労。ハローワークや就労支援機関と連携し企業説明会の個別開催やトライアル雇用の活用、障害特性に応じた人事配置や就労継続に取り組んでいます。

　同表彰式に出席した商工労働観光部の岩渕伸也部長は「雇用拡大のためには、事業主をはじめ、県民の理解と協力が不可欠。障害のある人も無い人も、互いを大切にし、心豊かに働くことができるよう、より一層の理解と協力をお願いする」とあいさつしました。

　受賞者を代表して伊藤代表理事組合長は「障害者を一人でも多く雇用し、長く働き続けられるよう努力することは、事業所としての社会に対する責務。賞を受けた事業所として、障害のある方一人一人が力を発揮できるよう職場環境の整備や福利厚生の充実に心掛けていく」と謝辞をしました。

　同日はその他、障害者雇用職場改善好事例表彰において厚生労働大臣賞を受賞した１事業所の紹介、高齢・障害・求職者雇用支援機構理事長表彰・努力賞の優秀勤労者５人へ賞状と記念品が授与されました。