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地元産ブドウを使用 ワイン仕込み本格開始
2022年9月8日
岩手県花巻市大迫町のエーデルワインは9月8日、令和4年産のワインの仕込みを本格的に始めました。今年は生食用品種と醸造専用品種のブドウ約330tを10月下旬まで仕込む予定です。
今年のブドウは7月、8月に連続した雨や極端な気温の上昇など天候不順の日が多く、一部の品種で品質が心配されましたが、天候が安定してからは順調に生育し、例年並みの品質となりました。
同日の仕込みは、10月中旬に発売予定の「いわてヌーヴォー2022」赤ワイン用で、同町や紫波町などで収穫された「キャンベル」約7tを使用。作業が始まると、社員が手際よくブドウをベルトコンベヤーに投入し、破砕機で軸を取り除いて実をつぶした後、ポンプにより皮や種と共に発酵用のタンクに移しました。
小田嶋善明代表取締役社長は「生産者の皆さまがこの一年間、丹精を込めて育て上げたブドウが入荷している。社員一同、生産者への感謝と責任を持ち、愛されるワイン造りに精進していく」と話しました。
藤原欣也取締役工場長は「出荷していただくブドウの品質を確認しながら、良いワインを仕込んでいきたい」と意気込みました。
同社は今後、入荷される品種に合わせて仕込みを行い、10月末には今年の仕込み作業の全てを終える予定です。

ベルトコンベヤーにブドウを投入する社員