花巻市のＪＡ石鳥谷東支店で開いた目ぞろえ会には、生産者やＪＡ職員、関係者など約５０人が参加しました。ＪＡ全農いわての職員が県内の出荷と販売状況について説明。岩手オリジナル品種「紅ロマン」を皮切りに岩手のリンゴが始まるため、消費者へ美味しい岩手のリンゴを届けるために適期作業を心掛けてほしいと話しました。

　県中部農業改良普及センターの職員は、生育状況の他、収穫時の注意点を伝えました。着色が進みやすい品種なので、食味を十分に確認し収穫適期を見極めるように呼び掛けました。

　ＪＡの大石航也職員は、実物を示しながら選果基準などについて説明し「収穫時に着色や食味をよく確かめて、適期収穫をするようにしてほしい」と留意点を確認しました。

　「紅ロマン」は、真っ赤に色づく極早生品種。ジューシーで、甘味と爽やかな酸味のバランスが取れているのが特徴です。ＪＡは今年度８，０００ケース（１ケース１０㎏、前年度実績比１６１％）の出荷を見込んでいます。