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中干し後の管理を確認 水稲講習会

2022年7月12日

 

 JAは7月12日、花巻市石鳥谷町の平澤せい子さんの圃場で水稲講習会を開きました。生産者など25人が参加し、中干し後の水管理や追肥のタイミング、病害虫の防除について確認しました。

 

石川職員の説明に耳を傾ける生産者

 

―水管理について―

 7月下旬から8月下旬にかけて高温が続くと予想し、天候や生育状況を確認しながらの管理を促しました。

 中干し終了後は間断かんがいを繰り返してから通常の水管理へ。出穂期から穂揃期にかけては開花受精のために水が必要となることから必ず入水し、浅水管理を行うように説明しました。

 また、早期落水は腹白粒など登熟不良の原因となるため、注意を払うように呼び掛けました。

 

―追肥について―

 極端な多肥は籾数過多や倒伏を引き起こすとし、イネの生育を見極めながらの施肥を促しました。

 

―防除について―

 「いもち病」の発生の有無に関わらずコラトップ剤を散布することを推奨しました。

 また、カメムシ対策について、草刈りは出穂の15日~10日前までに終わらせるよう強調しました。

 

 

 参加した生産者は、農薬を使用する時期や刈り取りなどについて個別に質問し、栽培管理への理解を深めていました。

 石川職員は「この時期の管理を徹底することで、品質や収量が大きく変わる。気候や圃場の状態にも気を配りながら管理に努めてもらいたい」と話しました。

 

 

 

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