ホーム > お知らせ・あぐり情報 > 水上牧野開牧式 放牧の安全を願い
お知らせ・あぐり情報 News
水上牧野開牧式 放牧の安全を願い
2022年5月24日
JAいわて花巻は5月24日、北上市和賀町の水上牧野で開牧式を開きました。生産者やJA、関係機関ら11人が参加し、JAの小原卓志常務や市、県、生産者が放牧の無事や健全に成長することを祈願しました。
【放牧の安全を願う参加者ら】
同牧野は標高350mの高原に96haの草地が広がる。本年度は5月9日から放牧牛の受け入れが始まり、市内の17戸の農家が計97頭の黒毛和種の繁殖和牛を10月まで放牧する予定です。既に預けられた約70頭の牛たちはそれぞれ放牧前の検査を待ちながらリラックスした様子で過ごしていました。
小原常務は「広くのびのびと出来る環境が牛たちの健康に繋がり、預けていただく農家のコスト軽減にも繋がる」と放牧するメリットを語りました。
JAいわて花巻北上地域和牛繁殖部会の高橋光治副部会長は「今年は雪も多く残っていたため、開牧が遅れそうだったが例年並みになって安心した。目標として受胎率100%を目指したい」と放牧を待つ牛たちの健康を願いながら話しました。

【牧野歩く牛たち】