ＪＡは５月１９日、花巻市内の４会場でハウスピーマンの現地指導会を開きました。参加者たちはＪＡ職員や県中部農業改良センターの職員の説明を聞き、温度管理やかん水、防除の徹底を確認しました。

 

圃場で栽培管理を確認する生産者

 

　同市石鳥谷町の高橋勝さんの圃場で行われた指導会には、生産者や職員など１９人が参加。ＪＡ職員と県中部農業改良普及センターの職員が、収量を伸ばすための管理について解説しました。

　これからの気温上昇に合わせて、少量多回数のかん水を実施するよう呼び掛けました。加えて、今年は日中に対して夜間は低温の日が多く、夜間のハウスの開放についてはまだ行わないように強調しました。収穫開始以降はできるだけＭサイズで収穫し、変形や尻腐れ果は早めに摘み取るよう促しました。

　害虫の活動が活発化する時期であることから防除についても触れ、アブラムシやアザミウマなどの発生に注意し、発見した際は早めに対処するよう呼び掛けました。

 

青空のもと行われた現地指導会

 

　会場となった高橋さんの圃場は畝が高く広く作られており、説明にあたった職員はこの圃場を良い例とした上で「畝の高さを確保しベット幅を広く確保することで、根張りが良く生育良好を保つ圃場作りができている」と話しました。

　参加者たちは実際に圃場を見学し、自身の圃場と比較したり誘引のポイントを質問しながら学びを深めました。

 

 

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