岩手県立花巻農業高等学校（小船光浩校長、生徒２６８人）は５月１３日、花巻市二枚橋の花巻空港駅前商店街で、アンテナショップ「羅須（らす）プラザ」の今季の営業を始めました。生徒たちが実習で作った農産物や加工品を、１２月まで８回に分けて販売します。

　２００３年から始まった「羅須プラザ」は今年で２０年の節目を迎えました。来客には手指の消毒や連絡先の記入に協力を求めるなど、感染症対策を徹底した中で販売を行いました。

 

初日は生物科学科２年の生徒１０人が販売を担当。ジュースやジャム、手作りみそなどの加工品や、野菜や花の苗など豊富な品揃えで、開店前から訪れた来客を出迎えました。生徒たちは会計や袋詰めなど役割を分担し「ありがとうございます」の元気な声と共に商品を手渡しました。

　野菜の苗を購入した杉原アサ子さん（８０）は「花農の皆さんが作る苗は根が丈夫で育ちがよく、いつも買っている。毎回の開催が楽しみ」と、笑顔を見せました。店頭に立ち販売を行った同校２年の高橋歌南利（かなと）さんは、「緊張したがお客さんが温かくホッとした。自分たちが作ったものを買ってもらえてとても嬉しい」と話しました。

 

☆ 「羅須プラザ」 営業スケジュール ☆

５月２０日、７月１日、１０月７日、１０月１４日

１０月２１日、１１月１８日、１２月９日

 

いずれも金曜日、午前１１：３０～午後１２：３０の１時間。

場所は、花巻空港駅前商店街「高十商店」前。

※ご来店時は手指の消毒、連絡先カードへの記入にご協力をお願いいたします。

 

 

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