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カンパニュラ出荷目ぞろえ会
2022年5月3日

⚘カンパニュラ出荷に向けて⚘
JAは4月28日、花巻市内の2会場で国内トップクラスの栽培面積と販売額を誇るカンパニュラの出荷目ぞろえ会を開きました。
JA花巻園芸センターには、生産者やJA職員、関係機関など21人が参加。JA全農いわての職員がカンパニュラの販売状況を説明し、カンパニュラの大きな需要期でもある「『母の日』に向けての店頭販売が本格化に始動しさらに引き合いが強まる見込み。例年通り、母の日を過ぎると落ち着いた相場展開になる」と話しました。
県中部農業改良普及センターの職員は、「定植から活着まで、各自環境に合わせたハウスの開閉管理が徹底されたため順調に生育。3月下旬の降雨で徒長が懸念され、4月中旬の高温では葉先焼けが散見し、直後には最低と最高気温の幅が開き管理しづらい環境下だった」と説明しました。今後の温度管理については、換気不足により菌核病が発生する恐れがあるため、こまめにハウス側面や入口を開放するように呼び掛けました。

JAが地域の中核農家を指導役として「農の匠(たくみ)」を委嘱している高橋誠さんは、現物を用いて出荷規格の基準や注意点などを説明。高橋さんは「市場の売り上げが上がっているということは花の消費が上がっているということ。圃場(ほじょう)には残さず、全部出荷する気持ちで収穫出荷してほしい」と力強く話しました。
カンパニュラとは?
別名、ツリガネソウや風鈴草とも呼ばれ、ピンクや青など釣り鐘形のふんわりした花を咲かせます。 5月中旬から6月上旬にピークを迎え、出荷は6月下旬まで続く予定です。今年度は、管内の生産者54人が約160㌃で4万3000束、販売額2500万円を目指し、首都圏や東北を中心に出荷します!