ＪＡとＪＡ銀河のしずく栽培研究会は４月２７日からの２日間、令和４年度産「銀河のしずく」の育苗管理指導会を開きました。

　花巻市の中央カントリーエレベーター（ＣＥ）で開かれた指導会には、生産者やＪＡ職員など２６人が参加。参加者は、育苗後半の管理や移植後の初期管理における要点を確認しました。栽培管理を徹底し、食味ランキング「特Ａ」評価の獲得継続を目指します。

 

　中部農業改良普及センターの林尻雄大上席農業普及員が説明にあたり、「銀河のしずく」の特長が最大限発揮される栽培を実現するため、温度管理や水管理の徹底を呼び掛けました。

　育苗後半は平年より気温が高くなると予想されることから、昼夜を問わずハウスサイドを開放し、ハウス内を涼しく保つことを推奨しました。移植後の活着についても触れ、移植後すぐに入水するよう説明。成育停滞を防ぐためにも水管理の重要性を強調しました。基肥量は基本的に「ひとめぼれ」並とし、できるだけ速効性肥料を使用するよう勧めました。

　銀河のしずく栽培研究会の川村茂樹会長は「５年連続の特Ａ獲得を目指し、今年も生産者が一丸となって取り組もう」と呼び掛けました。

 

「銀河のしずく」は　こんなお米です！

２０１６年秋にデビューした、岩手県オリジナル水稲品種です。

ＪＡと同会が目指す品質・食味目標は、整粒歩合８０㌫以上、玄米タンパク質含有率６．３㌫以下となっています。

 

 

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