ホーム > お知らせ・あぐり情報 > 今年度初のリンゴ現地指導会
お知らせ・あぐり情報 News
今年度初のリンゴ現地指導会
2022年4月19日
栽培管理を説明するＪＡ園芸販売課・久米正明技術顧問（右）
ＪＡ果樹部会花巻支局は４月１９日、花巻市成田の園地で２０２２年度初めてとなるリンゴの現地指導会を開きました。部会員やＪＡ職員ら３７人が参加。参加者は、開花期前後の管理について確認しました。
開会に先立ち同支局の小原昭男支局長は、昨年甚大な被害をもたらした凍霜害について触れた上で「気候に気を配りながら、昨年を盛り返すような良いリンゴを収穫しよう」と力を込めました。
久米技術顧問による「ここがポイント！」
☆ 今年の開花時期については、４月２８～２９日頃から始まると予想されます。風が当たる箇所とそうでない箇所では花が咲くタイミングが違ってきますので、作業時の注意が必要です。
☆ 凍霜害発生のおそれがある状況について、降雨１～２日後や前日夕方の気温が６度を下回る場合は一段の注意を払う必要があります。これに関連して、凍霜害が心配される時期の摘花については、必要のない花そうを摘みとる「株摘み」を行うようにしましょう。
☆ 今年の注意点として、降水量不足があります。定植の際は十分に給水を行い乾燥に注意すること。マルチ張りを合わせて行うと、成育が全く違います。