本来、一昨年４０周年を迎え式典を行う予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響で開催が中止。感染症拡大防止を徹底し規模を縮小して今回開催することができました。

　同日は、生産者やJA職員など２０人が出席。同組合設立４０周年を祝い第８代目組合長として０８年から３年間活動した八重樫忠正さんと第９代目組合長として１１年から６年間活動した瀬川栄一さん、１５年から４年間ふたごいものこ母ちゃんの会の２代目代表として活躍した小原澄子さんの３人へ表彰状が贈られました。

　２１年度二子さといも出荷者表彰者では、販売金額最優秀賞１人、販売金額優秀賞５人、品質優秀賞高単価、Ｌ規格以上比率でそれぞれ１人を表彰しました。生産者を代表し２１年度販売金額最優秀賞に選ばれた及川京一さんは「昨年度は出荷できないものも多く苦戦した年になったが、このような賞をもらえてありがたい。量も大事だが質を重視して今年も栽培を頑張っていきたい」と話しました。

　第１０代目組合長として１７年から同生産組合をまとめる高橋豊組合長は「コロナ禍のなか、やっと表彰式を行うことができて一安心している。設立から４０年以上経過し生産者も高齢化が進み組合員数も減少しているが、毎年二子さといもを楽しみにしているファンのためにも生産者が一丸となり頑張っていきたい」と意気込みました。