―長女やJA職員、施設利用者など約40人が祝福

　JAいわて花巻は2月6日、岩手県花巻市のJA介護事業所「デイサービスセンターグリーンホーム落合」で利用者である鎌田スミエさんの「101歳を祝う会」を開きました。

　JA職員が鎌田さんの生い立ちを紹介したほか、昨年7月に100歳を迎えた施設利用者である木村トシさんがプレゼンターとして花束を贈呈。大衆演劇劇団「若松劇団」が舞踊を披露して祝いました。

　髙橋利光専務は「看護助手として人の命を守りつつ、自分の健康も維持しながら101歳を迎えられたと思う。これからも一日一日を大切にして、楽しい人生を過ごしてほしい」と祝辞を贈りました。

 

―九州から東北へ

　鎌田さんは、大正10年2月7日に鹿児島県で生まれました。夫の兄弟の繋がりで30代で花巻市に引っ越し、看護助手として病院に約40年勤務しました。

　鎌田さんは、同事業所では初めてとなる100歳で利用開始。令和3年4月から利用し、現在は週1回通っています。好き嫌いがなく、なんでもよく食べるといいます。

　鎌田さんは「元気の秘訣は、ゲートボールをしたこと。耳が遠くなりできなくなったが、退職してから20年ほど楽しんだ」と話しました。

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