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リンゴ剪定講習会 若手同士で切磋琢磨
2022年1月26日
ーリンゴ整枝学ぶ 樹勢確認して
JA果樹部会若手りんご生産者グループ「THE RINGO STAR」は1月21日、同グループのメンバーで花巻市の伊藤敬治さんの園地で「りんご剪定研修会」を開きました。メンバーやJA職員、関係機関ら16人が参加し、意見を出し合いながら剪定枝の選び方を学びました。
小原忍会長は「去年から、コロナ禍で思うような活動ができていない中で講習会ができることをうれしく思う。今年の生産に大事な剪定となるので意見を出し合いながら交流し、良いリンゴが取れるような剪定技術を持ち帰ろう」と話しました。
研修では、就農3年目の大釜広貴さんが代表して剪定。「まだまだ新人なので皆さんの意見をもらいながら技術を持ち帰りたい」と話し、どの枝をどのようにして切っていくか話しながら剪定を行いました。大釜さんが剪定後、参加者から「この枝はなぜ残したのか」「もう少しハサミを入れてすっきりさせても良いと思う」など質問や意見が飛び交っていました。
その後は、グループに分かれて「ふじ」の木を剪定。グループごとに話し合い「自分の園地ではこの枝は切っているが、どうしているか」「この枝とこの枝ならどっちを残すか」などと意見交換しながら真剣な眼差しで枝にハサミをいれていました。
県中部農業改良普及センターの職員は「二又で枝が重なって日当たりが悪くなっているところは、作業の邪魔になるなど考えて剪定すること。樹勢や花芽の付き方を確認しながら剪定してほしい」と話しました。