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ネギ産地の再構築へ!! 支援策を検討し、販売額3億円めざす

2022年1月24日


※写真はイメージです

 

―機械導入経費の一部助成へ

 JAいわて花巻は、園芸の最重点品目として来年度からネギの作付けを推進します。

 令和3年産米の米価が下落する中、転作田の有効活用ができることや秋冬期の収入確保に繋がること、市場からの引き合いが強いことなどから推進。JA独自の支援策を打ち出し、令和6年までに栽培面積50ha(今年度比161%)、販売額3億円(同比250%)を目指したい考えです。

 JA広域合併後の平成21年にはJA管内で327人が59haで栽培していましたが、今年度は169人が31haで栽培と、13年で半減。産地を再構築しようと生産者に意向調査を行った結果、高齢化や後継者不足機械の老朽化収穫や調整作業の負担などの課題が浮き彫りとなりました。そこで、来年度から機械導入経費の一部を助成するJA独自の支援策を実施。新規や増反生産者だけでなく、継続して栽培する生産者も対象とします。1月28日に開く理事会で審議する予定です。

 ネギは過湿に弱く排水対策が重要なことから、昨年11月には排水対策の実演会を開催。溝掘り機と弾丸付きサブソイラーを使い実演しました。今後も実演会を開く予定で、新規生産者の支援を進めます。

 

―生産者に支援策示す

 JA花巻地域野菜生産部会ねぎ専門委員会は1月18日、花巻市で次年度検討会を開きました。部会員やJA職員など約30人が参加。今年度の実績を振り返ったほか、JA職員が来年度からネギを推進する理由や意向調査の結果、支援策の内容などを説明しました。

 合澤誠一委員長は「以前からJAにネギの生産振興をお願いしており、来年度から支援をしていただけそうだ。ネギ産地の再確立を目指していきたい」と意気込みました。

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