―伊藤さん(花巻市)最優秀賞、二子中央営農組合(北上市)3位に輝く

　令和3年度「銀河のしずく」頂上コンテストで最優秀賞のいわて農林水産振興協議会会長賞に輝いた花巻市の伊藤利美さんと3位のいわてのお米ブランド化生産販売戦略推進協議会会長賞を受賞した北上市の(農)二子中央営農組合の高橋弘さんは12月22日、岩手県花巻市のJAいわて花巻本店を訪れ伊藤清孝組合長などに受賞を報告しました。

　伊藤組合長は「日々の徹底した管理が実を結んだと思う。当JA管内から毎年入賞者が出ていてうれしい」と喜びました。伊藤さんは「圃場の特性を理解しつつ、JAの指導に沿って栽培した成果が表れたと思う。県民のみならず全国民においしい米ということを知ってもらい、知名度が向上してほしい」と話しました。高橋さんは「1年間丹精して育てた成果が実を結んだ。これからもおいしい米を作り続けたい」と意気込みました。

―入賞経営体のうち、半数がJAいわて花巻管内から

　同コンテストは岩手県などが開き、JA全農いわてなどが共催。「銀河のしずく」のブランド確立と高品質、良食味米生産に向けて開き、今回で5回目となります。今年度は、「銀河のしずく」を作付けする約550経営体と高校3校から69点が出品。機器審査で食味スコアや整粒割合が高い10点を選出し、上位5点が最終審査に進みました。最終審査ではお米マイスターや消費者団体などの有識者5人が食味審査を行い、色や香り、粘り、甘みなどを総合的に審査して順位を決めました。入賞10経営体のうち、同JA管内からは5経営体が入賞しました。

　最優秀賞を獲得した伊藤さんの「銀河のしずく」は、東京都の銀座三越内の米穀専門店「米屋彦太郎」での特別販売を計画しています。

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