JAいわて花巻

花巻農業協同組合公式ホームページ

ホーム > お知らせ・ふれあい情報  > 納豆作りで交流 障がい福祉サービス事業所北萩寮

お知らせ・ふれあい情報 News

納豆作りで交流 障がい福祉サービス事業所北萩寮

2021年12月7日

ー納豆作り講習会

  JAいわて花巻和賀町・岩崎・横川目支店は、本年度支店で大豆を育てたことから「納豆作りをやってみてはどうか」と考え、齊藤金浩支店長が障がい福祉サービス事業所北萩寮に声を掛け納豆作り教室を開きました。女性部を対象とし、北上市内の2会場で北萩寮の職員を講師に招いて実施。2会場合わせて、37人が参加しました。

 北萩寮では自主生産物作業として県内産大豆を100%使用した「きたかみ納豆」の製造販売などを行っています。同教室では「きたかみ納豆」の原料となる大豆「すずほのか」や納豆菌を使用しました。
 
 12月1日にはJA旧西南地区営農センターで開き、女性部北上地域支部西南支部の部員やJA職員19人が参加。北萩寮の職員と利用者8人と同上地域支部西部支部の菊池一恵支部長が講師を務めました。
 事前に大豆1㌔を水洗いし、常温で24時間浸けておき、水で膨らんだ大豆を蒸す作業から行いました。北萩寮の職員は「納豆作りは清潔な環境作りと温度調節が大切」と説明。柔らかくなるまで煮込んだ大豆に沸騰したお湯と納豆菌を入れてかき混ぜた。熱が冷めないうちに素早く大豆をパックに詰め、パックを溶着する作業を北萩寮の利用者が行いました。パックは北萩寮の発酵機械に入れ、40度前後の温度で約20時間保温。完成した納豆は、12月3日に部員らに配りました。
 北萩寮の職員は「事業所では納豆作りを行っているが、教室を開くのは初めてだったので不安があったが、楽しい時間を過ごすことができた。今後も出向いて活動していき、一緒に活動や商品のPRをしていきたい」と話しました。
 西南支部の高橋マサ子支部長は「コロナ禍で活動ができていなかったため、活動できることをうれしく思う」と話し、菊池支部長は「西部支部ではたくさんの質問が上がり有意義な納豆作り教室を行えた。今後は、施設見学や同施設との交流など農福連携を視野に行っていきたい」と話しました。
 北萩寮で作っている「きたかみ納豆」はJA北上産地直売所「あぜみち」やJA農産物直売所「すぎの樹」の他、県内のスーパーや東京都にある岩手県のアンテナショップ「いわて銀河プラザ」で販売しています。
皆さん是非買って食べてみてください!
 

前のページに戻る