及川さんは、「二子さといも」を販売用と種芋用の圃場を分けて栽培。他の農作業との兼ね合いもあり、１１月上旬から種芋を掘り取っておき、下旬を目安に貯蔵を開始します。及川さんが貯蔵する穴は縦約１２０㌢横約２５０㌢、深さ約１２０㌢で穴の側面には発泡スチロールを使用しています。穴に種芋を入れてから土をかぶせ、寒冷紗で隙間を埋め温度を上げないように来春まで貯蔵します。

 

　参加した生産者らは、貯蔵の様子を見学し、質問や意見交換をしながら貯蔵方法や栽培管理について理解を深めました。

及川さんの研修後、ＪＡ職員が他の貯蔵方法について紹介し、貯蔵中の温度変化について温湿度計を用いた調査をしている旨を説明しました。