JAいわて花巻は11月26日、岩手県花巻市のJA本店で地産地消料理コンクールの審査会を開きました。

　同コンクールは、安全安心な地域の農畜産物の普及拡大と組合員や地域住民に地産地消料理を幅広く普及しようと毎年開催。今年度は、比較的手に入りやすく秋から冬にかけて旬を迎えるハクサイと、米の消費拡大に繋げようと米粉を使ったスイーツの2部門で募集しました。計72点の応募があり、そのうち44点は高校生からの応募でした。

　同日は、県家の光講師の齊藤洋美さんやJAの髙橋利光専務など5人が審査。書類審査を通過した各部門4点を試食し、普及のしやすさや食味、技術、創意工夫などを審査しました。

　齊藤さんは「料理は何を願って作るかが大事。作る目的をしっかりと決めてから調理すると味が変わる」とアドバイスしました。

白菜部門

《最優秀賞》

白菜の重ね蒸しあんかけ

(花巻農業高校・千葉真琴さん)

　花巻市が全国でも有数の産地である雑穀とたくさんの野菜を使いました。さらに、卵を使わないことでアレルギーのある方でも安心して食べられる料理に仕上げました。普段あまり野菜を食べられていない方や野菜が嫌いな子どもたちに食べてほしいです。

《優秀賞》

秋の白菜を使ったコロコロトマト煮

(女性部とおのよつば地域支部小友支部)

《優良賞》

いなりで簡単！ミルフィーズ

(菊池由美さん)

《愛農土賞》

白菜と浅利の春雨旨煮

(伊藤由紀子さん)

 

米粉スイーツ部門

《最優秀賞》

とろ～り米粉プリン

(赤坂綾さん)

　家庭にある材料で作れることと、誰もが同じように作れることを意識してレシピを考えました。また、小さな子どもと一緒に調理できるよう混ぜるやちぎるなどの工程を入れました。優しい甘さの食べやすいおやつなので、幅広い年代の方に食べてほしいです。

《優秀賞》

米粉の濃厚チーズケーキ

(橋本亜寿香さん)

 

《優良賞》

りんごあん大福

(花北青雲高校・髙橋萌さん)

《愛農土賞》

米粉とおからのドーナツ

(小田島芳子さん)

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