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笹間・太田地区で勉強会 農業情勢について勉強

2021年11月17日

 ー農業の今後について

 

 JAいわて花巻笹間・太田支店は11月13日、同支店で農業情勢についての勉強会を開きました。県内での新型コロナウイルス感染症の落ち着きが見え始め、組合員の稲刈りなどの作業も落ち着き秋じまいも進んだことから、開催しました。

 同支店管内の総代や農家組合長、JA職員など約50人が参加し、3人の講話を聞きました。岩手大学農学部植物生命科学科の下野裕之教授は「稲作のイノベーションを実現する初冬直播き栽培法」と題して講演。日本の稲作のイノベーションの実現を先導する初冬直播きの技術ポイントと普及の状況を解説し、参加者は新技術について勉強しました。
 弘前大学の杉山修一名誉教授は「イネ自然栽培の技術と可能性」と題して講演。米の消費量減少と米価の低迷の中で、米農家が生き残っていくための自然栽培稲作の技術と可能性について話しました。
 秋田大学理工学部数理・電気電子情報学科の小原仁元教授は「スマート農業に関するICT技術の基礎」と題して講演。ドローンやトラクター、田植え機の自動走行などが既に行われている中で、スマート農業を支える基本的な技術や必要な機材などを紹介しました。参加者は、「地域に関連ある水稲やリンゴ栽培で今後活かせる技術はあるか」などを質問し、理解を深めました。
 
 今後は、笹間地区出身の小原元教授を主としたセミナーを検討しています。

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