―リンゴに関する知識深める

　JAいわて花巻は11月13日、本年度最終回となる「親子でちゃぐりん農園」を岩手県花巻市で開きました。

　リンゴの収穫を体験した他、JA花巻園芸センターの施設やリンゴの選果作業を見学しました。収穫体験は、平賀ハルエさんの園地で実施。親子たちは平賀さんからおいしいリンゴの見分け方や収穫方法などを教わり、旬を迎えた「サンふじ」を1人5個ずつ丁寧に収穫しました。同センターでは、JA職員がリンゴを保存しておく予冷庫や選果場を案内し、園芸センターの役割や選果の流れなどを説明。人の目で傷や変形の有無などを確認した後、選果機でセンサーを使って品質を統一していることを伝えました。親子たちは質問を通し、さらに理解を深めました。

　企画管理部企画課の齋藤香さんは「地域の特産品であるリンゴの収穫体験や選果場の見学を通じて知識を深めることで、地元の農業に関心を持ってほしい」と話しました。

 

親子でちゃぐりん農園

　次世代を担う児童らに「いのち・農業・食べ物の大切さ」「ふるさとに対する誇り」「JAの仕事と役割」を伝えるとともに、児童とその保護者にJA事業に関心を持ってもらおうと実施。5～11月に4回開き、花巻市と北上市の小学校3～6年生の児童とその保護者8組18人が田植えや稲刈り、野菜の定植や収穫などの農業体験の他、リンゴの選果作業の見学などを通し、食と農の大切さを学びます。JA職員の他、地域住民や地域の農事組合法人、青年部員などが参画し、JAと地域が一体となって運営しています。

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