―地元の中心産業“リンゴ生産”学ぶ

　JAいわて花巻の花巻園芸センターは9月28日、地元の花巻市立太田小学校の施設見学を受け入れました。

　小学3年生の児童13人が施設を見学。JA職員がリンゴを保存しておく予冷庫や選果場を案内し、園芸センターの役割やリンゴの品種、選果の流れなどを説明しました。人の目で傷や変形の有無などを確認した後、選果機でセンサーを使って形や大きさ、色ごとに分けて品質を統一していることを伝えました。

　児童たちは、JA職員に働いている人数やリンゴの品種の見分け方などを質問。「なぜ形や大きさ、色ごとに分けているのか」という質問には「買ってもらう人たちの気持ちを考えて品質を統一している」と答えました。

　JA職員は「全国に出荷しているおいしいリンゴが身近なところで作られていることを感じてほしい。リンゴだけでなく、野菜なども残さずに食べて健康に育ってほしい」と児童たちに伝えました。

　見学をした藤原侑大さんは「人と機械が共同で一つ一つ丁寧な作業をしているから、僕たちがおいしく安全に食べられると感じた」と話しました。

 

―小学校を多数受け入れ

　同センターでは9月、同校以外にも同市内の小学校2校、合わせて約140人の施設見学を受け入れました。11月にも同市内の小学校1校の施設見学の受け入れを予定します。

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