JAいわて花巻

花巻農業協同組合公式ホームページ

ホーム > お知らせ・あぐり情報  > リンゴ「紅いわて」出番

お知らせ・あぐり情報 News

リンゴ「紅いわて」出番

2021年9月17日

 《目ぞろえ会で留意点説明》

 JAいわて花巻は9月10日、花巻市内の3会場と北上市内の1会場でリンゴ「紅いわて」の目ぞろえ会を開きました。ブランド維持のため県統一の選別基準で選果し、品質をそろえて安定的に供給します。

 花巻市のJA花巻園芸センターで開いた目ぞろえ会には、生産者やJA職員、関係者ら約70人が参加しました。県中部農業改良普及センターの職員が生育と収穫管理について説明。「今年は、昨年よりやや小玉傾向にある。『紅いわて』は収穫が早過ぎると食味が劣り、収穫が遅れると軟化が進む要因となる。適期を見極めて収穫することが重要」と説明し、「高接ぎ木は熟期がやや遅れる傾向があり、大玉果は硬度の低下が早い傾向があるため注意すること」と留意点を伝えました。
 JA全農いわての職員は、県内の出荷と販売について「例年同様の選果基準に加え、天候被害果の多いJAいわて花巻管内は訳あり等級を設けて最大6等級で選果を実施する。他の中生種が出そろうまでに出荷終了することが販売の鍵となるため、適期の出荷をお願いする。昨年よりも注文が入っているので、1個でも多く出荷をしてほしい」と呼び掛けました。
 JA職員は成熟調査結果について説明。「本年度は糖度、硬度ともに高い傾向。着色は進んでいるが、熟度にバラつきがあるので、食味を確認するなどして未熟果の混入に気を付けてほしい」と話しました。
 
《紅いわて》
 
 
 早生種「つがる」と中生種「ジョナゴールド」の端境期に出荷するリレー品種として誕生。深みのある紅色と甘味の強さが特徴で、消費者からの評判も高まっています。

前のページに戻る