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リンゴ早生種出番間近 目ぞろえ会

2021年8月26日

 

 JAいわて花巻は8月24日から2日間、花巻市内の4会場と北上市内の1会場でリンゴ早生種「きおう」「つがる」の目ぞろえ会を開きました。

 24日に、花巻市のJA石鳥谷園芸センターで開いた目ぞろえ会には、生産者やJA職員、関係者ら33人が参加。JA果樹部会石鳥谷支局の藤原清吉支局長は「今年は凍霜害やひょう害によるダメージを多く受けており例年より収量が少ないと思うが、被害果の特別販売も行うので1個でも多く出荷してほしい」とあいさつしました。
 県中部農業改良普及センターの職員が「りんごの生育状況、早生品種の収穫管理」について説明した。「早生種は硬度重視で収穫してほしい」と呼び掛け、「『きおう』は浮き皮などの障害果は正常果より早く熟すため、収穫前半は障害果と正常果をしっかりと区別して出荷すること。『つがる』は着色を待ちすぎて収穫適期をすぎると急激に果実軟化、油上がりが進むため地色に緑色が残っているうちに収穫すること」などと留意点を伝えました。
 JA全農いわての職員は、出荷動向について「他県では、貯蔵りんごの残量や『つがる』出荷遅れなど不安要素が散見される。高値販売するためにも他県の状況に巻き込まれず、鮮度重視の適期販売が鍵となる」と話しました。
 JA職員は、実物を示しながら着色割合や天候被害果の特別受付などについての出荷規格を説明した。「早生品種は鮮度を重視して出荷してほしい。JAとしても農家の手取りを少しでも多くするために有利な販売をしていきたい」と話しました。
 
受け入れ可能な被害果を確認する生産者たち

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