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ひょう被害確認!

2021年7月9日

 

 JAいわて花巻と県中部農業改良普及センターは7月6日、花巻市でひょう被害を受けたリンゴや西洋梨を栽培する園地で被害調査を行いました。ひょうによる傷が目立ち、果樹被害面積は150㌶にも及ぶと見られます。

 6月14日と15日の2日間に降ったひょうの影響は、花巻市石鳥谷町を中心に果樹への被害が目立ちます。JA管内では、4月の凍霜害に続き、ひょうが当たりポツポツというへこみが多く確認できました。ひどい物だと、リンゴの果肉が見えるほど穴が開いた園地も。農家は「売り物にならないのがほとんどだ」とため息をつく。JAの調査によると、被害農家は230戸以上に上るものと見られます。
 JAは5ヵ所の園地に協力を依頼し、品種ごと各10ヵ所に印を設置。今後、1ヵ月間隔で観察し経時調査を進めます。今回調査した結果については今後も起こり得るひょう害対策に向けた資料作りに役立てます。
 
 JA営農部園芸販売課の藤原賢課長補佐は「これほどまでのひょう害は数十年ぶり。春先の凍霜害に今回のひょう害が重なり産地は苦境に立たされている。JAでは、被害果についても販売対策を講じ、農家の所得確保に努めたい」と話しました。
 

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