―仕事を肌で感じる

　JAいわて花巻の石鳥谷園芸センターは7月7日から2日間、花巻市立花巻中学校の職場体験を受け入れました。

　2日間で中学2年生の生徒 計28人を受け入れ、4回に分けて実施しました。

―ピーマンと大玉トマトの選果作業を体験

　7日の午前は、7人を受け入れました。JA職員は、ピーマンと大玉トマトの選果場を案内。選果の流れを説明し、選果機でセンサーを使って自動的に選果していることを伝えたほか、ピーマンはJAの野菜販売高で1位を誇る品目で、昨年度は初めて5億円を超えたことなどを紹介しました。生徒たちは熱心にJA職員の話をメモに取り、選果機で選果している様子を見学しました。

　生徒たちは、2班に分かれてピーマンの選別や大玉トマトの箱詰めなどの作業を体験。作業員からやり方を教わりながら体験し、最初は戸惑いがありましたが徐々に慣れ手際よく作業しました。

　作業後、生徒たちはJA職員にJAに入組した理由や大変なこと、うれしかったことなどを質問。JA職員は質問一つ一つに丁寧に答え、仕事の素晴らしいことという質問には「農家に感謝されること」「ピーマン栽培の拡大を推進し、出荷量が増えるという成果が目に見えたこと」などと答えました。

　ピーマンの荷受け作業を体験した安部虎隼さんは「作業の大変さを感じた。職員の話を聞き、辛いこともあるがうれしいことの方が多いということを学んだ」と話しました。

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