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小菊集出荷の留意点を確認 「出荷打ち合わせ会」を開催
2021年7月8日
―北上市のメイン品目「小菊」
JAいわて花巻北上地域花卉かき生産部会小菊専門部は7月7日、北上市のJA和賀町花き集出荷場で出荷打ち合わせ会を開きました。
部員やJA職員など30人が参加。菊池靖人部会長は「7月4日・5日の朝の低温と降雨により白さび病の発生の恐れがある。アブラムシも発生するので薬剤散布による防除を徹底し、皆さんの出荷が有意義なものとなるようにしていこう」とあいさつしました。JA営農部北上地域営農グループの佐藤一彦グループ長は「北上市で花きのメイン品目である小菊が本格出荷となる。梅雨の時期となり管理にはご苦労されているが、販売は順調に始まっている。皆さんには1ケースでも多く品質の良いものを出荷していただきたい。今年の夏も暑いと予想されているため、体調管理には十分に気を付け、目標額に向け販売していきたい」と話しました。
―目揃いで品質確認
JA職員は、花色や茎葉などの出荷規格や集出荷の留意点を説明しました。目揃いも行い品質を確認しました。県中部農業改良普及センターの職員は生育状況について「6月の雨の影響で草たけにバラつきはあるがあまり問題ではない。今後の管理について白さび病やアブラムシ、タバコガなどの病虫害に注意が必要」と話し、定期防除の継続を促しました。採花前の親株の選定については、徹底するように呼び掛けました。
小菊の出荷最盛期は7月下旬~8月。JA管内では12.7haで栽培し、本年度は出荷量210万本、販売額8,085万円を目指します。