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「二子さといも」のさらなる品質向上を目指し栽培講習会開催

2021年6月30日

 

 JAいわて花巻や県、北上市、生産者で構成する二子さといも協議会は6月29日、同市の川端公民館で二子さといも栽培講習会を開きました。
 生産者やJA、同市の職員ら31人が参加。県中部農業改良普及センターの職員が「昨年度は、サトイモ疫病が北上市内の圃場(ほじょう)で確認された。本年度は、高温多湿で推移する場合は予防剤の散布を意識し、疫病の発生が確認されたらすみやかに治療効果のある薬剤を散布してほしい」と呼びかけました。葉が枯れると子芋の肥大に大きく影響し、結果的に収量が少なくなることから、雑草の繁茂など、発病の原因を減らすよう管理の徹底を伝えた他、アブラムシやハダニの発生も予測されることから、併せて管理してほしいと注意を促しました。
 講習後、生産者5人の圃場を見学。生産者のの栽培記録を基にJA職員が土寄せのやり方などを紹介し生産者らは自分の圃場との違いや生育状況を確認しました。
 「二子さといも」は、収穫期に茎が赤黒くなることから「赤茎(あかから)」と呼ばれ、全国的に珍しい品種。2018年に地理的表示保護制度(GI)を取得しています。
 

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