―2会場で指導会を開催

　JAいわて花巻は6月17日、花巻市の2会場でミニトマトの出荷規格と栽培管理の指導会を開きました。

　2会場合わせて生産者約40人が参加。参加者たちは出荷基準や出荷の注意点、今後の栽培管理のポイントなどを確認しました。

 

―実物で選別基準を確認

　花巻市太田で開いた指導会には、生産者約20人が参加しました。JA職員は、選別基準や1パックに入れる個数、量目などを説明。収穫は朝と夕方の涼しい時間帯に行うことや収穫後は表面を完全に乾かしてからパック詰めを行うことなどを呼び掛けました。参加者たちは実物を確認し、選別基準の理解を深めました。

　県中部農業改良普及センターの職員は、栽培管理のポイントや病害虫防除について説明。ホルモン処理は午前中の涼しい時間帯に行うことや、追肥は草勢によって量とタイミングを調整することなどを伝えました。

ミニトマト

　令和3年産のミニトマトは、4月と5月の定植時の夜温が低かったことから生育が平年より少し遅れています。出荷は5月下旬に開始。7月上旬から本格出荷が始まり、7月20日頃にピークを迎える予定です。花巻市内では77人が450aで栽培し、10月下旬まで全国に出荷します。本年度は出荷量144t、販売額1億1,200万円を目指します。

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